「クレイジーコラム」

クレイジーマウンテンがなんとなく思いついたリズム文に
さり気なく絵をつけ
適当なコメントをそえた
なんとも当たり障りのないコラムです。

ではさっそくどうぞ。


                     



その50 「道を外して朝体操」

ラジオ体操っていえば
日本国民で知らない人もないだろうけど
実際体操してたのは小学校の夏休みくらいのものだろう。
首からぶら下げてハンコ押してもらうやつ。
嫌だったね。
せっかくの休みに朝早く起こされて
とんでもない低いテンションでつなんない体操するなんて
地獄だよ。
そもそもみんなでまとまっておんなじ動きをする
ってのが嫌いだったしね。
無理やり連帯感とか協調性持たせようという国策みたいで。
調べてみたら、ラジオ体操の普及に努める
「全国ラジオ体操連盟」なんていうご大層な連盟があるらしい。
「ラジオ体操の可能性と今後の課題」なんていうのを
これまた大仰な報告書にまとめたりしている。
そんなものあるわけないだろう。
ラジオ体操に。
運営しているのは官僚の天下りが相当多い
簡易保険加入者協会っていう財団法人だから
何をやっているのかだいぶ怪しい。
まあこの先一生ラジオ体操することはないだろうな。
「ハンコをためてハワイに行こう!」
ならやってもいいけどね。





その49 「ニットの国から加齢臭」

この前バスの停留所のベンチで
渡辺哲さんみたいな上下ジャージのおじさんが
編み物をしていた。
先に返しのついた棒1本で編んでいたから
「かぎ針編み」っていう技法らしいんだけどね。
何を編んでいたのか知らないけど
日本酒臭くてインキン持ちのおじさんでも
ニットのフィルターを通すと
何となく可愛らしさの数値があがるんだよ。
ニット界の貴公子と呼ばれているなんとかさんだって
ニットの下にはとんでもないドス黒いものが隠れているかも知れないよ。
それを計算に入れてやっているんだったらもっとすごいけどね。





その48 「誰かの旅をなぞる旅」

テレビの旅番組とか旅行本を
ビシッとなぞるような旅。
ここの寺の庭は有名でそしたら大仏を見てさあもう行きましょ
次の電車に乗らなきゃならないよさあ
右を見てなさいよほら言った通り見えたでしょ
それから昼はあすこの湯豆腐しかない
ほれテレビに出たって書いてある!
こんなに世話しなくうろついてどこが楽しいんだ。
名所を全部回らないと気がすまない。
乞食臭くって嫌だよ。
「兄貴1ヶ月くらい旅行に行くって言ってたね」
「ああ、ローマに行ってきたよ」
「いいなあ兄貴。世界遺産ばっかり俺もいつか見てえな」
「え、なんでそんな混むとこ。せっかくの休みに嫌だよ、疲れる。
1日中カフェで本読んだりしてたよ」
こういう余裕はかっこいいなあ。





その47 「食べてもいいけど知らないよ」

近所の激安スーパーで見つけた
「生&ホイップ ダブルクリームワッフル」
みたいな不明メーカーの洋菓子。
120円くらいで、「ああ安い」
といってパッと表示を見たら
賞味期限が2ヶ月先じゃないか。
生の菓子がなんで2ヶ月ももつんだよ。
とんでもない量の保存料をぶち込んでいるんだろうな。
昔駄菓子屋にあった
変なヨーグルトのミニチュア版見たいのを木のへらで食うやつ。
10円の妙にシャリシャリしたクリームの。
あんなの1年位前のを平気で売っていたよ。
好きでよく買ってたけど
いったい何が入っていたんだろうな。





その46 「カフェモカトールに黒煮豆」

最近はどこへ行ってもスタバ。
トールだのフラペ何とかだの
コーヒー嫌いの僕にとっては意味不明語が飛び交う
OLに人気のおしゃれ喫茶店だ。
この前ある大学病院内に支店を見かけたんだけど
若い医者が科学関係の洋雑誌でも読みながら
甘いマフィンでもかじってるかと思ったらとんでもないよ。
診察を終えたババアたちの集会場になっていて
汚いタッパーから黒豆の煮たのをつついたりしている。
それをお茶うけにして
「いつもの先生が休みだった」とか
「前の目薬に戻してもらえばよかった」とかの反省会。
かと思うと、毛が2、3本しかないジイサンが
点滴を入れながら緑茶をすすったりしている。
コーヒーのビタースイートな香りに
湿布と病臭が完全に勝っているからね。
シアトルスタイルの人気コーヒーショップも
日本の神風に吹かれれば
巣鴨駅前のそば屋とさして変わらないじゃないか。
見たか、シアトル!


                     



その45 「進化やめたが釣りピタリ」

近所の天下○品のバイトのおばちゃんが
ゴリラに似ている。
っていうか僕にとってはもうゴリラそのものなんだよ。
どんぶりをガチャガチャ言わせながら片付けたり
ふきんで雑に拭いてるところなんか
すごいよ、迫力が。
前に上野動物園で見たやつなんか目じゃない。
自給850円の生存競争でしのぎを削っているということを考えると
動物園で出されたバナナをボケーっと食っているゴリラより
より野生に近いとも言えるんじゃないか。
そんな猿人が釣りの二百数十円を
ピターッと出すところを見るたびに
どうしても感心してしまうわけだ。





その44 「汚染食品大量買い」

殺虫剤の餃子だの農薬どっぷりの野菜だの
中国産食品の安全性が問われているけど
デリケートになり過ぎたってもうどうしようもない。
原材料のすべての元を追っていくのなんて不可能に近いからね。
コンビニののり弁の肉団子になった豚が
病気で死んだ他の豚の死骸を食っていたかなんて
知るよしもないし
牛100%パティのハンバーガーだって
「どうせ牛の糞が少しくらい混じっているんだろう」
くらいの気で食うしかないんだよ。
生産者のおじさんたちと無関係なところで飯を食う我々にとっては
経験とカンに頼ってあとは運を天に任せているようなものだ。
前に職場の同僚が100均で買ってきたストロベリークリームビスケット。
箱の裏をひっくり返したら
「小麦粉、コーンスターチ、バター…全粉乳 原産国:中国」
なんて書いている。
ちょうど中国国内では粉ミルクで50〜60人死んでたから。
こういうものを食っていたら50くらいでぽっくり死ぬんだろうと思ったよ。
そういうあからさまな物は食わない。
でも運が悪ければ肝臓とかそういうところが少しずつ駄目になっていくんだよな。
トラフグみたいな絶品にあたって死ぬならまだしも
100円の冷凍ハンバーグで死ぬようなマヌケだけは避けたいものだなあ。





その43 「当たり屋家業もこれまでか」

オレオレだ振込みだと詐欺も手が込んできているというけど
元を正せば非常にシンプルな所からきている。
当たり屋なんてのは更にシンプルで
身一つで始められる家業だ。
昔長門裕之さん主演の「当りや大将」という
車に当たって傷ひとつ負わない
名人芸を持ったやさぐれが主人公の喜劇があったらしいけど
実際は単なる恐喝だろう。
前に仕事で知り合ったある人がその手の手口に明るかった。
人通りの多くない信号のある交差点の近くで隠れていて
赤信号で停まる車を待つ。
車が十分減速したら飛び出していって
ボディーを叩いて「ボン!」と大きな音を出す。
同時にアメ横で買っておいた500円くらいの老眼鏡を踏み潰してから
軽く転がる。
後は痛がっておいて、おびえる運転手から
怪我はないが眼鏡の代金だけ、と頂戴するわけだ。
持ち合わせだからまあ数千円、よくて数万円だろう。
警察沙汰にならないようにというちゃちな手口だけど
いかにもインチキ臭くて面白かった。





その42 「禁煙したのにうつ発生」

禁煙してはや2年になる僕が言うのもなんだけど
こうも猫も杓子も禁煙禁煙と言われる世の中は
うっとうしくてしょうがないよ。
だいたいガンの危険性ばかりが叫ばれているけど
タバコなんて3000年前のマヤ人だって吸ってたと言われてるんだから。
家庭の常備薬として子供がふかしてた時代だってある。
もっと恩恵の面を見直してもいいだろう。
今じゃ「禁煙うつ」なんて言葉もあるというよ。
駅から灰皿が消えてどれだけいざこざが増えたか。
オフィスで吸えないことがどれだけサラリーマンのストレスに影響してるか。
厚生省も一度統計をとったらどうだろう。





その41 「吐いたよ渦巻きかたつむり」

子供のころ人並みに虫やかえるを捕まえては飼い殺していたけど
かたつむりやナメクジみたいなのろまな生き物も
見ていて飽きなかったよなあ。
何でだか知らないけど1時間くらい平気でずーっと見ている。
見すぎて殻の模様に酔ったこともあったくらいだよ。
それでもまだおんなじ葉っぱの上をニュルニュルまわっていたりして。
のろまなりの訴えかける何かを持っていたんだろうな。
じゃなきゃ「なんだ、汚ねえ」と
見つかればすぐあじさいから引っぺがされて
そこらの犬にでも食わされるのがオチだもの。
人間でもいるよね、そういう人。
人よりも仕事は遅いけど
無理強いされないからマイペースに生きて
結果ストレスが少ないから長生きするし
人並みの生活も送れる。
これはこれでいい生き方だよ。


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