「クレイジーコラム」

クレイジーマウンテンがなんとなく思いついたリズム文に
さり気なく絵をつけ
適当なコメントをそえた
なんとも当たり障りのないコラムです。

ではさっそくどうぞ。


                     



その40 「朝のひと混ぜしみわたる」

朝近所を歩いていたら
甲本ヒロトみたいなペンキ屋が
恍惚のブッ飛んだ目でペンキを混ぜていた。
シンナーやめられなくてペンキ屋になったのか
就職してからなのか
単なる中毒なんだけど
仕事に行くのが楽しくてしょうがないわけだ。
月曜の朝起きてから会社に行こうかどうか迷っている
出社拒否症の若者なんかにしてみると
まあ夢のような話だよ。





その39 「子供のチョップで白目むく」

相手が子供だと思ってヘラヘラ遊んでいると
一発KO級のとんでもない一撃を食らうことがある。
互いの動きやテンション、攻撃部位、体調、地形、武器の種類など色んな要素がからまって
10年に1度のシチュエーションが生まれるわけだ。
前に小学1年生の男の子と遊んでやっていて
キャッキャッと走ってきたその子の人差し指か何かが僕の左目に2cmほど食い込み
その子はそれを支点にグリッと百何十度回転した。
悶絶しながら子供だと忘れて殺意を覚えたのはもちろんのこと
それ以来小学1年生の男の子恐怖症になったのは言うまでもない。





その38 「毎週恒例うそ妊娠」

学生の頃、福祉会館というところでバイトをしていたことがある。
毎日暇でしょうがない地域の年寄りが
囲碁の相手を求めたり
無料のクソまずい番茶を飲みながら、これまたへたくそな詩吟を吟じたりしているわけ。
そこへ毎日通ってくるばあさんがいた。
背中がビックリするほど曲がっていて、低空をすべるように進むから
事務室からカウンター越しに受付していても通ったことが分からない。
妖怪じみたみてくれと、いつも何かに腹を立てているという性格から
友達がいなくていつも一人でテレビを観たりしていた。
そのやせた70代のばあさん
腹が異様に膨らんでいることがちょくちょくあった。
地獄の餓鬼を想像してもらえばいい。
なんかの病気か、と思っていたら
他のばあさんから
「便所のちり紙を持って帰っているよ」
とチクリが入った。
でも何となく知らないふりをしていたんだよな。
なんでだろう。
ある時、いつもみたいに膨らんだ腹をチラと見たら
そのばあさんペロッと舌を出したっけ。
なんで見逃していたんだっけなあ。





その37 「激やせしたのにほめられず」

ダイエットブームに乗っかって銭もうけする人は後をたたず
細見への憧れは過熱する一方だ。
運動で基礎代謝を上げて食事を管理する、という単純なことが
なぜこんなにも種類が増えてごちゃごちゃになるんだ。
朝バナナを食うとか。
そんなものウチの死んだばあさんだって食っていたよ。
ダイエットに特化したサプリメントなんてものすごい種類がでている。
中には「やせる細胞が増える薬」なんてとんでもないものもあって
しょうがないなあ、と思っていたらやっぱり捕まった。
一方での○ピーみたいに別の薬でやせる人も増えているわけで
もう昔みたいに、激やせイコール病気ということも言えなくなってきた。
「かどの奥さんすごいやせちゃって。あぶりかしら」
なんてね。





その36 「ホントに好きでもわかりません」

KISSの11年ぶりのアルバム「Sonic Boom」が出た。
そんなKISSも今年で結成36年ということだけど
もうドラムがピーター・クリスだろうが
エリック・シンガーだろうがどうでもよくなっている。
へたすると歌唱力のある他のソックリさんかもしれないし。
でもポール・スタンリーやジーン・シモンズまでもが交代してしまったらどうなるのか?
みんな見に行かなくなってKISSは消えてしまうのか?
そんなことはないだろうな。
だってみんなロックとサーカスは大好きだもの。


                     



その35 「ぴょこっと降りはご勘弁」

細い歩道なんかを自転車で走ってると
必ずママチャリに乗ったババアがヌッと前方から現れる。
こっちもババアの気持ちは分からないし向こうもそうだから
しゅっとかわせずどんどん距離が縮まってくる。
そうこうしていると絶対に
ぴょこっと横に降りるわけだ。
よこに!
最悪乗ったまま停まってやり過ごせばいいだろう。
なんでだ!みんなそろって横に降りやがる!
ああこれでババアとママチャリの極悪タッグに
行く手が完全にふさがれた!
そしてなんで夏なのに
ハンドルのもさっとしたカバーを取らないんだ!





その34 「あの煙突は違うんだ」

サンタクロースはサンタクロースでいいんだけど
我々も外国に頼らず独自の素敵な夢が欲しいよね。
日本の民話に子供が何かのプレゼントをもらうような話はあるんだろうか?
それとも何か土着の習慣みたいなものは。
カトリックのハロウィーンみたいなね。
とにかく日本も何かロースがないものか。
笠地蔵ースでもねずみ小僧ースでも何でもいいからさ。





その33 「かあさん便秘で俺下痢症」

思えばすぐに腹を壊したものだった。
祭りの夜店でカキ氷を食えばくだすし
給食の牛乳でもしょっちゅうビリビリになっていた。
学校でウンコできなくて困ったよなあ。
いつもなら田んぼで遊んで帰るんだけど
そういう日は家までまっしぐら。
ちょっとでも刺激すると爆発するから
ナナメ下を見ながら小またで林の如くしずかに急ぐわけだ。
だけど小学生の我慢がそう続くはずはないから
家の玄関を見ただけでもう少し出ている。
仕方ないから玄関の前にした。
1回やるともう駄目で次の日も当然する。
3日目にうちのジイサンが
「人んちの玄関にウンコをたれる奴がいるだ」
といって見張っていた時はびっくりしたよ。





その32 「薬をビールで流し飲み」

検査後で腸内空っぽの僕が
病院内の食堂でエビフライ定食を頂いてると
向かいの席に室田日出男さんみたいなオジサン。
「薬薬ばっかしでいやになっちゃうよ。
もう透析しかないんだって。まいったね、これが好きでさ」
と言って発泡酒のロング缶で錠剤を飲んでいた。
しょうがないよなあ。





その31 「怖いよお前なに見てる」

ファーストフード店で
20代後半の男がじっとこちらを見ながら笑っている。
何の理由かは知らないけど、怖いものは怖いよ。
前に池袋でパイレーツ・オブ・カリビアンの
ジャック・スパロウみたいなおばあさんが
こっちを睨みながら何か呪文を唱えていたけど
呪いをかけられたのじゃないかと心配になったよ。
どこかに特殊なあざでもできたんじゃないかと
風呂場でチェックしたりして。


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